アホ社長のブログ
建築士定期講習。
昨日(4月23日・木)は、朝6時出発で釧路出張でした。前泊予定だったのですが、急遽変更となり車で早朝出発となりました。
今回の釧路出張は新たに始まった「建築士定期講習(春期講習)」の受講のためです。家内と弟の蛇メタと私(KOBA)の3人の「建築士」
が強制出席です。
秋期講習(9~11月)選択の場合は帯広でも開催されますが、私の専門学校の現場実習時期が9月以降の連続2週間で、
日程的に重なる可能性が高く、春期講習を選択しました。最初の講習は平成24年3月末までに修了することが義務付けられています。
その後は3年ごとに定期講習を強制受講です。
朝9時10分から16時までは講習開始(開催地区によっては9時40分開始もあり)で、
16時30分からの1時間は修了考査がありました。講習テキストのみ閲覧可能で、「1級建築士」は40問、「2級建築士」は35問、
「木造建築士」は30問、それぞれ回答(正誤マークシート方式)です。修了考査の合格発表は翌月末です。講習テキストが見れますので、内容・
回答時間的にも心配ありません。事前学習も必要ありません。
この制度は平成17年の耐震偽装事件のせいで、新たに制度化された義務講習です。制度自体は悪いとは思いませんが、
時間を掛けて制度化していないためか、駄目なタイプの制度になっています。講習は、だらだらと講師がテキストを読むだけの眠くて、
苦痛な長時間講習です。講師なんかどんなアホな奴でも構いません(苦笑)。こんな講習は講師の肩書きも必要ありません。
最低の講習スタイルになっています。ついでに会場の「釧路市観光国際交流センター」は寒過ぎて、
受講者達は文句を主催者側に言いに行っていました。
この制度は「建築士事務所(設計監理業)」の登録(所属)をしていない「建築士」には受講義務がありません。我社の他の「建築士」は
「建設業(建築部門)」なので「設計部門」に勤務しない限り生涯受講義務がありません。
このようなザル法で不公平感があるところが問題なのです。講習費用は1人税込15,750円で、某天下り団体の金儲け制度(追加集金業務)
となっています。他の法律のように5~6年に1回の更新講習で充分です。早めの制度改正が必要ですわぁ。
続きは次回に。
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