アホ社長のブログ

応急危険度判定士更新認定講習会。

2010年10月30日

昨日(10月29日・金)は10時から12時まで、帯広市の「十勝総合振興局3階講堂(十勝支庁舎)」で「北海道震災建築物応急危険度判定士認定講習会」が開催されました。我社からは私(KOBA)と家内が3回目の更新講習で、弟の蛇メタが2回目の更新講習でした。
この資格は平成7年の「阪神大震災」の後、平成8年から全国的に出来た都道府県ごとの「ボランティア公的資格」です。受講資格は「建築士」免許証所持者であればOKですが、5年に1度の更新講習が義務付けられています。主催者曰く、今回の講習会(帯広会場)には約90名が参加したようです。地元役場の建築係担当職員3名(全員「一級建築士」)も参加していました。

この「~判定士」は大規模な地震が起きた時、その被災地の建築物が安全か危険か等の判定をし、3種類の「色付ステッカー」を2人1組のチームで貼って行くのが職務です。ボランティア期間は移動日を含めて大体5日間位のようです。この間に被災地で膨大な量の判定をする事になります。
行政庁からの要請依頼で民間の「~判定士」は実費で被災地に行く事になります。民間社員の場合は会社の業務命令でもなければまず参加は不可能だと思います。実費の上欠勤では会社はたまったものではありません(自主的に有給休暇を使用か?)。基本的には開業者(社長)や会社役員等の「~判定士」しか参加出来ないような気がします。これに対して公務員の「~判定士」は行政庁の業務命令で被災地に行く事になりますが、勤務なので実費ではありません。この差は一体何でしょうか?これで「ボランティア」とはとても恥ずかしくて民間人には大声で言えないと思います。よく被災後、TVのニュースで「~判定士」の活動状況を見ますがまだまだ制度的に不備が多いようです。

終了後は、同市内の老舗店で昼食を取って帰宅することになりました。途中、中学校から携帯電話に連絡があり、長男(中1)が熱を出して保健室で休んでいるので迎えに来て欲しいとの連絡があり、連れて帰宅しました。次女(高2)は部活動後、「高校バドミントンOB会」の招待で「焼肉パーティ」でした。老若男女入り乱れてのパーティで楽しかったようです。

続きは次回に。

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