アホ社長のブログ
インテリアコーディネーター。
本日(6月4日・金)は「資格試験合格体験記」の第12弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php 昨日(6月3日・木)は「建築基準法・定期調査(検査)報告改正講習会」のため、家内(KOBA♀)&弟(蛇メタ)と共に釧路出張でした。
第12弾は「インテリアコーディネーター」試験(資格)です。インテリア・家具・デザイン・リフォーム業界等に就職している方や、これから目指している方を対象として行う試験です。今後受験を予定している方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は(社)インテリア産業協会が行う民間試験(資格)です。私(KOBA)が受験した頃は、旧通商産業大臣告示によって(社)インテリア産業協会が行う「通商産業大臣認定」の公的試験(資格)でしたが、数年前に国の行政改革制度により「格下げ」になった試験(資格)です。この「格下げ」になった試験(資格)は各業界に一杯あります。受験される場合は「国家試験」、「公的試験」、「民間試験」、「検定試験」等の区別に注意して受験する必要があります。職業系資格(「建築士」や「施工管理技士」等のハード系)というより、業界人向けの知識系試験(ソフト系)と言った方が分かり易いと思います。しかし、知名度や人気度は高い試験(資格)の様です。
私がこの「インテリアコーディネーター」試験(資格)を受験し、合格したのは平成6年2月の事でした(登録は同年4月)。
受験資格は、年齢・性別・学歴・職歴等に関わらず誰でも受験出来ます。因みに、私が受験した頃の受験資格は満25歳以上が条件でした。
1次(学科)試験は2科目(販売・技術)合計50問(多肢択一式・制限時間3時間20分)出題されました。各科目ごとの合格点もあり、トータル(総合)での合格点は500点満点で375点(75%)前後でした。現在は試験制度が緩和され、科目合格制(選択可能)もあり、1科目合格のみの場合は翌年から3年間有効です。因みに、私が受験した頃は2科目同時合格が条件で1年間のみ有効でした(辛かった!)。しかし、現在の合格点は70~90%前後の正解率がなければ合格出来ません(合格点は毎年変動します)。相対試験ですので上位から何%が合格という一種の競争試験です。1次(学科)2科目合格の場合は翌年から3年間有効です。解答時間の半分で終了出来たならば、合格圏内です。1次(学科)試験2科目合格後、約1月程で2次(実技)試験の論文試験・プレゼンテーション試験があります。これは制限時間3時間40分(論文試験1時間20分・プレゼンテーション試験2時間20分)で要求された課題を書き上げるものです。因みに、私が受験した頃は論文(1時間)・総合技術(製図・パース等1時間30分)・面接試験(20~30分)でした。面接試験は受験者2人1組で試験官2人に受験動機や実務経験内容等を交互に質問されるもの(人物査定含む)でした。現在は1次(学科)試験合格後3回(3年)受験するチャンスがあります。
最近の合格率は約15~20%前後(最終合格率)のようです。真面目な女性の受験者が圧倒的に多く、ハイレベルです。受験者のバックグラウンドにもよりますが、3~5年以内の合格で標準と考えられます。1次(学科)試験「販売」科目の合格点は高いですので最低75%以上の正解率を目指して勉強しましょう。「技術」科目に関しては「キラー科目」ですので実務経験等の無い方は特に勉強しましょう。今年の1次(学科)試験(10月)に家内が挑戦する予定(科目選択)です。
私の場合は運良く1回目の受験で「インテリアコーディネーター」1次(学科)・2次(実技)試験共に無事合格する事が出来ました(合格通知書は1次2次共封書です)。私の勉強期間は1次(学科)試験対策で約6ヶ月間(通信教育・模試利用)、2次(実技)試験対策で約0.5ヶ月間(独学)の合計6.5ヶ月間でした。初学者の方には最低でも8ヶ月以上(1次・2次合計)の勉強期間を確保して欲しいと思います。
因みに、「インテリアコーディネーター」試験合格後の登録費用として(社)インテリア産業協会へ13390円の手数料を納付すると「インテリアコーディネーター証書」(A4縦型・5年更新)と「インテリアコーディネーター証」(携帯カード型・5年更新)が送付されて来ました。更に、独立開業される場合は営業許可が存在しませんので、自由に開業出来ます。しかしながら、この資格単体(1未満?)では相当の営業力と人格等が備わっていなければ開業は難しい(食えないかも)と思います。関連する「業務独占型」資格や建築関連業、家具関連業等との組合せ(兼業)によっては、[1+0.5=2~3]になる可能性は否定出来ません。要は使い方(利用)次第です。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。
第13弾は「商業施設士」試験(資格)の予定です。
続きは次回に。
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