アホ社長のブログ
第8回・廃墟ツアー。
昨日(10月19日・日)朝5時発で家内(KOBA♀)は知人と滝川市へ長男(小5)の応援(バドミントン全道大会) に行きました。朝早くから家族の皆さんは各方面へ用事で外出となりました。朝3~6時には各自行動していました(眠い~)。
朝6時に我社駐車場集合で「音楽・映画・ゲーム仲間」でもあるピンクヒヨコさん(7回目の参加)と弟の蛇メタ(皆勤賞)と私 (KOBA)の3人相乗りで「第8回・廃墟ツアー」のため出発しました。今年(2008年)初となる「廃墟ツアー」です。 朝食等を途中の某コンビニで購入して現地へ向かいました。今回のツアーに関しては、今年5月のGWに決行予定だったのですが、 メンバー多忙のため秋まで延期されていました。昨年(2007年)11月時点で決定していた道央方面(3回目)の探訪の続きです。
「第8回・廃墟ツアー」のメイン廃墟は「炭鉱遺産」です。この「炭鉱遺産」に関しては、 道内全部を制覇するまでかなりの時間と労力が必要です。今回は道央(炭鉱遺産)編第3弾として三笠・美唄方面を巡りました。 ちなみに、2006年9月に同第1弾として夕張・南空知方面、2007年5月に同第2弾として沼田・羽幌方面を巡りました。
早朝は所々雨が降っていましたが、その後は良い天気になりました。「狩勝峠」を経由し、途中で歌志内市にある「上歌会館 (悲別ロマン座)」へ寄りました。ここは1984年(昭和59年)放映のTVドラマ「昨日、悲別で(倉本聰氏脚本)」 の舞台となった場所です。特に蛇メタは喜んでいました。外観撮影をしてから近くの公園でトイレタイムとなりました。
美唄市に到着後は、真っ先に円形の「三菱美唄炭鉱原炭ポケット」の外観を撮影し、そこから奥地にある 「炭鉱メモリアル森林公園」まで車で向かいました。ここには「三菱美唄炭鉱立て坑巻き揚げやぐら」、「同炭鉱原炭ポケット」、 「同炭鉱開閉所」があり、昨年、経済産業省の「近代化産業遺産」になっています。敷地はとても広いです。
その後は美唄市民バス国設スキー場入口前の「我路レストハウス」の駐車場に車を停めて、マリンブーツに履き替えて、 徒歩で円形校舎で有名な「招東小学校」へ向かいました。熊が出没する区域ですので、 3人共熊除けの鈴を鳴らしながらの移動となりました。最悪の場合を想定して私のみ武器類を持参しました。 近くの橋は無くなっているので、奥地の橋まで数分歩かなければなりません。水深は浅いのですが、 一旦降りると擁壁の高さが高いので登るのに苦労すると思います。素直に奥地の橋へ向かう方が安全です。 林の中にゆっくりと登場した円形校舎に感激しました。心霊スポットの噂もありますが、何も感じません。 校舎内1階は部分的に水没していていて物理的に危険です。2~3階は保存状態は良いのですが、 悪質な廃墟マニア等の悪戯や落書き等にガッカリしてしまいます。有名廃墟にありがちなエロ本等はここにも多々ありました。 それでも建物意匠・構造は素晴らしい造りでした。
次に芸術広場の「アルテピアッツァ美唄」にある、現在も別件で利用している「栄小学校」等へ向かいました。 閉山になった炭鉱の学校跡地であり、地元出身の世界的彫刻家である安田侃氏による現在進行形の芸術広場です。 校舎内2階は芸術ギャラリーになっていました。同1階は幼稚園として現在も使用しています。 観光客も多くてノスタルジー的な空間になっています。昭和世代の方には特にお奨めです。こういう空間は私も癒されます。
美唄市での最後の探索は廃駅である「美唄鉄道東明駅」に展示してある機関車内部等を撮影する事になりました。 自由に機関車内部を見れました。保存状態は良いです。今時期特有(越冬準備か?)の「カメムシ」や「テントウムシ」がとても多く、 機関車内部は狭い空間なので臭いが気になりました。蛇メタの手には「カメムシ」の臭いが付いてしまいました(汗)。丁度、 正午になったので市内の某コンビニで昼食を購入することになりました。今時期は直ぐに暗くなり、 場所により16~17時位までが探索の限界です。夜間探訪は物理的に危険なので×です。 食堂等でゆっくり食べている時間はありません。
三笠市では最初に「三笠鉄道村鉄道記念館」へ立寄りました。ここも観光客が結構来ていました。その後は「幌内炭鉱景観公園」 へ向かいました。ここには「北炭幌内炭鉱音羽坑大坑道」、「同常磐坑」、「幌内神社」、「同変電所」、「同選炭場」、 「巻揚げ場」、「安全灯庫」 等があります。観光客も多く、本格的に撮影されている方(出版社か?)に遭遇しました。 この周辺遺産を巡るのに徒歩で30~60分と案内板に書かれていました。時間差があり過ぎるのでは?「幌内神社」 は数年前まで何とか建っていたのですが、今は潰れています。残念ですが、廃墟の脆さが露呈されています。時間勝負です。「巻揚げ場」 近くでは「キタキツネ」が現れて、私達を先導?してくれました。観光客が多いためか、人間に慣れていました。
時間が無いので超特急で「北炭幌内炭鉱入気立て坑やぐら」へ車で向かいました。 数年前の文献写真で存在していた文字看板の一部が朽ちて無くなっていました。残念です。来春にはまた壊れたり、 潰れたりしているかもしれません。次に「住友奔別炭鉱立て坑やぐら」へ車で向かい、外観等を撮影して来ました。 2つの場所共私有地内にあるため入所には許可が必要です。
最後に「三笠市博物館」の駐車場に車を停めて、徒歩で「北炭幾春別炭鉱錦立て坑やぐら」へ向かいました。徒歩で500m弱ですが、 分りづらい場所にあります。ここは1945年(昭和20年)に事件(暴動・騒乱)が起きた場所のようです。この事は帰宅後の文献・ 資料で分りました。
帰宅途中にトイレタイムのため、芦別市の「三段滝公園」に寄りました。数年前にも寄ったのですが、 今回は一寸した貼り紙を見付けてしまいました。「マムシ注意」という注意書きを5ヶ所で確認しました。 蛇をマムシと呼んでいる輩が分らないで書いたのか?と蛇メタと話していましたが、注意書きが多々あったので冗談ではないのでしょう。 私の地元では珍しい爬虫類(毒蛇)なので野生マムシを是非見たい(捕獲?)と思いました。
富良野市の某中古店へ廃盤CDソフトを物色するため寄り道し、自宅到着は19時30分頃で我社駐車場で解散となりました。 家族の皆さんは全員帰宅していました。今年(2008年) 唯一 の「廃墟ツアー」はこれで終了しました。次回は来春(2009年) 再開の予定です。
続きは次回に。
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