昨年（２０１４）１０月中旬に福岡県～大分県で開催される「行橋～別府１００キロウォーク大会」の抽選に私（ＫＯＢＡ）は当選し、関西当選組４人と一緒にチームで参加することになっていましたが、特大の台風が大阪を直撃のため出場断念せざるを得ない状況になりました。
当時はチームの足手纏いにならないようにかなりの長距離訓練をしました。結局、台風が去った九州では大会が続行されたため、その悔しさは半端なかったですよ（泣）。

そんな私を見て知人達が他の大会を紹介してくれました。その１つがこの７月４日（土）～５日（日）に開催の「１００ｋｍ歩こうよ♪大会ｉｎ摩周・屈斜路２０１５」でした。
私には昨年の怒りと訓練成果を証明するための初参加でした（笑）。家内と長女も１５ｋｍコースで参加しました。今年（２０１５年）で１０回目の開催で約１８０人が参加のようです。

今回は出張等が多く重なり、長距離訓練は開催２週間前（夜間に約４０ｋｍ）に一回出来ただけで本番です。この時は深夜で外灯も無し、雨降りで寒い、徹夜で眠い、野生動物対策という本番と同じような状況でとても良かったです。

３日（金）、午後から長女の運転で弟子屈町に向かいました。約３時間半後に宿泊ホテルの「屈斜路プリンスホテル」に到着し、チェックイン後に「川湯温泉街」に向かい、大会受付を終わらせ近くの居酒屋で３人で夕食を取りホテルに帰還し、温泉に入って深夜２時頃に就寝しました。

４日（土）、朝５時に起床し（激眠い～）、６時半に「川湯温泉街」の「弟子屈町青少年会館」集合のため車で向かいました。宿泊ホテルから車で３０分以上掛かります。

開会式とラジオ体操後、８時に出発で、翌日９時半でタイムアウトです。更にチェックポイントごとに受付終了時刻が決められており、これを過ぎると強制リタイアです。８ケ所のチェックポイントと２ヶ所の休憩所では飲食、トイレ、マッサージ、仮眠毛布等があり、自分のペースで利用できます。

スタート後間もなく雨が降り始め、道路脇には野生のヒグマが出没し騒然となりましたが、貴重な経験になりましたよ。家内はヒグマの写真を撮っていました（笑）。
知り合った仲間達と景色を楽しみながら順調に進みました。１５ｋｍ地点（屈斜路湖「砂湯」）で家内と長女は終了なのでそのまま２人で観光に向かいました。羨ましいなぁ。

３０ｋｍを過ぎた辺りから故障者やリタイアする方がチラホラ見られました。体力は勿論ですが、それ以上にメンタル面、ペース配分、装備等の事前準備に左右されると思います。２０代と３０代のリタイア率が高いというのも分かります。４０代以上の完歩率が高いのも人生経験が豊かなんでしょうね。ここで試しに初めてマッサージをしてもらいました。綺麗な女性スタッフでラッキーでしたよ。私のふくらはぎを触って「何のスポーツしてるんですか～子持ちシシャモみたいな凄い筋肉～」と言われました（爆）。

５０ｋｍを過ぎて来ると、普段訓練している方じゃないと厳しい状況となって来ます。人生でこんなに歩くことは無いでしょうから（苦笑）。私は夜間のせいもあってか女性陣にお願いされて一緒に歩いていましたよ。夜間は訓練通りという感じでしたよ。事前準備の大切さが分かります。

５日（日）、６０ｋｍ（「摩周湖展望台」）では日の出の「雲海」が拝見出来ました。神秘的でしたわぁ。頑張っている御褒美ですかね（嬉）。携帯で写真撮りまくりでした。その後は清々しい朝となり、厚着していた上着も脱ぎ、快適に進みました。足の痛さや疲労感よりも、徹夜の眠さによりぼーっとしてフラフラする体験も貴重でした（笑）。

のんびりと景色を楽しみながら、若い女性と共に無事にゴールです。朝・昼・夜・朝と全部の女性が違いました（笑）。ゴール付近にはスタッフの他に家内と長女も待機してくれていて、完歩達成の記念写真を撮ってくれました。感謝感謝です。スタッフの皆さんに「元気ですね～」と言われました。まだ歩ける余力が残っていましたわぁ（笑）。
私の場合は完歩が当たり前で挑戦していたのでホッとしていましたが、感激して泣いている方もチラホラ。皆さん、想いがそれぞれあるでしょうから。何にせよホッとした瞬間でありました。

皆さんは、控室等で休んだり、寝たりしていましたが、閉会式（１０時～）までの時間、私達は宿泊ホテルに一旦戻り、シャワーを浴びてからチェックアウトして、再び戻り、閉会式に参加しました。知り合った仲間達とお別れをして長女の運転で帰宅することになりました。

途中の足寄町で昼食を取るために「オンネトー」に寄り、その後は「ラワンブキ圃場」等に寄ってからの帰宅でした。天気が良くて最高の日でしたが、私は徹夜明けなので眠過ぎて夢の中で微睡んでいる感じでしたよ（笑）。夕方に帰宅後は速攻で眠りましたよ。

翌朝（６日・月）のＪＲで私は札幌へ出張しました（苦笑）。普通、一般の方は３～７日は辛くて（痛くて）歩けないようですよ。私は普段走っているので平気でしたけどね。こんな時に運動や鍛錬が役に立ちましたよ。続けていて良かったなぁ。

続きは次回に。